色々な会社から提供されているVODサービスとは、一体どんな内容なのでしょうか。
基本的に有料で契約して利用するこのサービスについて、ここで詳しく説明していきます。
VODサービスとはビデオ・オン・デマンドサービスの略

VODサービスのVODとは、Video On Demandの略で、「いつでも好きな時に見られる動画の配信サービス」と略すことができます。
別名で「電子レンタルビデオ」とも呼ばれることがあり、契約をしたVODサービスの提供会社が公開している数々の動画を見たい時に見ることができます。
簡単に表現すると、YouTubeにアップされているような自由に見ることができる動画がいくつもあるという感じです。
その動画は邦画や洋画だったり、過去にテレビで放送したものだったり、その会社だけのオリジナル作品のこともあり、様々な動画が見られるようになります。
VODサービスは基本的に月額料金制

VODサービスは月額料金で利用するものがほとんどで、サービス(会社)によって毎月500~1000円程度の支払いになると考えてください。
高い所の方が色々な作品があるという訳でもなく、サービスによってどの分野に強いのかが違います。
例えば、FODプレミアムのFODはFujiTV On Demandの略で、フジテレビ系の過去のドラマはここでないと見られないことが多いです。
テレビ朝日もTELASAというVODサービスを提供しており、FODと同様に同局系列のドラマに強いという特徴があります。
テレビ番組以外にも、このジャンルの邦画が多い、洋画の新作に強いなどという特徴の違いもあるので、どのVODサービスを利用するかの検討は利用料金より、見ることができる動画の数や種類で選ぶことがほとんどです。
また、利用できる機器も調べておかないと、スマホやPCでは見ることができてもテレビでは見られないといったことが起きてしまう可能性があるので気をつけてください。
月額とは別料金になる動画もある

利用するVODによっては、月額料金だけでは見ることができない動画があります。
DVDやブルーレイになる前の新作映画のことが多いですが、それを見るには都度課金で1本につき300~400円などといった追加料金が掛かります。
そのような作品がなく、全てが見放題のサービスもあるので、この点は契約前にきちんと調べておきましょう。
見たい作品があったとしても、それが見放題に含まれていない場合はDVDやブルーレイを別にレンタルをしてきても同じことになってしまうので注意してください。
スマホやPCで楽しむことができる

ほとんどのVODサービスはスマホ、またはPCで楽しむことができます。
テレビがそのサービスに対応していればそちらでも視聴が可能で、何より手軽に持ち歩けるスマホで楽しめる為、通学や通勤途中の電車の中でVODサービスを見ている人も多いです。
中にはライブ配信の番組もあるので、そちらの場合はテレビ番組のようにその時間に合わせて見ないといけませんが、基本的にはオンデマンドという名称の通り、生放送ではないので、好きなタイミングで見始めて、またその途中から再開できるという点が一番のメリットだと言っていいでしょう。
まとめ
VODサービスは、契約をしたサービス会社が提供している動画を好きなタイミングで楽しむことができるオンデマンドサービスです。
スマホやPC、テレビといった色々な機器で見ることができるのも特徴で、移動中はスマホからの利用で、自宅ではPCやテレビの大きな画面で見るといったことが可能です。
利用するサービス会社や契約内容によりますが、同時に複数の機器で別の動画を楽しむことができる場合もあります。

